外為サマリー:持ち高調整などで一時148円30銭台に押し戻される
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7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円42銭前後と前週末の午後5時時点に比べて2円10銭強のドル高・円安となっている。 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円70銭前後と前日に比べて1円80銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された9月の米雇用統計が強い内容だったことを手掛かりに一時149円00銭まで上伸した。 米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が一段と後退するなか、この日の東京市場もドル買い・円売りが先行。前週末に米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大が意識されやすく、ドル円相場は朝方に149円10銭近辺と約1カ月半ぶりの水準をつけた。ただ、その後は利益確定や持ち高調整とみられるドル売り・円買いに上値を抑えられ、午前9時50分過ぎには148円30銭台まで押し戻された。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0970ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=162円83銭前後と同1円50銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS