米外為市場サマリー:良好な米雇用統計を受け一時149円00銭まで上伸
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4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円70銭前後と前日に比べて1円80銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円26銭前後と同1円20銭弱のユーロ高・円安だった。 この日に米労働省が発表した9月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増と市場予想(14万~15万人増)を上回り、過去6カ月で最大の伸びとなった。失業率は4.1%と前月の4.2%から低下し、平均時給の伸びも市場予想を上回った。米労働市場の底堅さが示されたことで、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が台頭。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退するなか、米長期金利の上昇に伴って日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時149円00銭と約1カ月半ぶりの水準をつけた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0974ドル前後と前日に比べて0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS