サカタタネの第1四半期は2ケタ営業増益も為替差損益悪化で最終減益
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サカタのタネ<1377.T>がこの日の取引終了後、第1四半期(6~8月)連結決算を発表しており、売上高209億8800万円(前年同期比9.5%増)、営業利益27億2900、万円(同16.8%増)、純利益11億2700万円(同42.5%減)となった。 トマト、カボチャ、キャベツ、カリフラワーなどの野菜種子や、トルコギキョウ、ヒマワリなどの花種子が好調に推移。また、海外連結子会社の財務諸表項目を反映させる6月末の為替レートが大幅な円安だったことも寄与し営業利益は増益となった。ただ、7月以降急激に円高が進行したことで為替差損益が悪化したほか、ブラジル子会社の洪水被害による損失を計上したことから、最終利益は大幅減益を余儀なくされた。 なお、25年5月期通期業績予想は、売上高935億円(前期比5.4%増)、営業利益110億円(同4.8%増)、純利益80億円(同50.5%減)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS