住石HD、今期経常を38%下方修正、配当も17円減額
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住石ホールディングス <1514> [東証S] が10月4日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の55億円→34億円(前期は81億円)に38.2%下方修正し、減益率が32.1%減→58.1%減に拡大する見通しとなった。 ただ、4-9月期(上期)の連結経常利益は従来予想の22億円→22.5億円(前年同期は55.2億円)に2.3%上方修正し、減益率が60.2%減→59.3%減に縮小する見通しとなった。 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の42円→25円(前期は60円)に大幅減額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主力事業部門の石炭販売取引において、エネルギー需給の緩みにより石炭市況の軟化が見られましたが、石炭取引量が堅調に推移したこと等から、売上高及び各段階利益は前回発表予想数値を上回る見込みとなりました。 通期の連結業績につきましては、主力事業部門の石炭販売取引は上期同様に堅調に推移することが見込まれますが、豪州ワンボ社からの受取配当金等の影響により、売上高及び各段階利益は前回発表予想数値を下回る見通しとなりました。 当社は、企業価値の継続的向上を図るとともに、株主の皆様に対する配当金の支払による利益還元を経営上の重要課題の一つとして位置付けております。配当額については、株主の皆様に配当性向40%を目安に安定的な配当を継続して行うことを基本としつつ、当社を取り巻く経営環境や収益状況に対応して将来の事業展開に備えるため内部留保の充実などを勘案の上、決定する方針を採っております。 2025年3月期の普通株式の1株当たり配当予想につきましては、今回の連結業績予想の修正により親会社株主に帰属する当期純利益の減額が見込まれることから、配当性向40%を踏まえ、表のとおり、予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、今後様々な要因により異なる結果となる可能性があります。