外為サマリー:146円60銭台に伸び悩む、米雇用統計の発表待ちといった様相

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為替

 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円64銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル高・円安となっている。

 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円93銭前後と前日に比べて45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米9月ISM非製造業景況指数が強い内容だったことを手掛かりに一時147円18銭まで上伸したものの、その後は東京市場でつけた147円24銭が意識されるかたちで上げ一服商状となった。

 この日の東京市場のドル円相場は、日本時間今晩に発表される9月の米雇用統計待ちといった様相。日銀による早期の追加利上げ観測が後退していることを背景とした円売り・ドル買いと、イスラエルとイランを巡る中東の地政学リスクが高まることを警戒した円買い・ドル売りが交錯している面もある。きょうは実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)となるが、今のところ国内輸入企業など実需筋の動きは目立っておらず、全般的に手控えムードが強いなか午前9時50分ごろには146円60銭台に伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1035ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円82銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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