3日の米株式市場の概況、NYダウ反落 中東情勢と港湾ストの影響を懸念
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3日の米株式市場では、NYダウが前日比184.93ドル安の4万2011.59ドルと反落。緊迫化する中東情勢が全体相場には重荷となった。米雇用統計の公表を前にポジション調整を目的とした売りが出たほか、港湾ストライキによる経済への悪影響も警戒された。9月の米ISM非製造業景況感指数が前月から上昇したことは相場を下支えする要因となった。 ボーイングやメルク 、ゴールドマン・サックス・グループ が売られたほか、リーバイ・ストラウス<LEVI>やヒムズ&ハーズ<HIMS>が急落。ウルフスピード<WOLF>とコンステレーション<STZ>が下値を探った。半面、セールスフォース とIBM<IBM>が堅調だった。 ナスダック総合株価指数は6.647ポイント安の1万7918.476と小反落した。アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>が冴えない展開。テスラ<TSLA>が株価水準を切り下げ、アカデミー・スポーツ<ASO>が軟調に推移した。一方、エヌビディア<NVDA>やメタ<META>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>は頑強な動き。EVゴー<EVGO>が大幅高となった。 出所:MINKABU PRESS