米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時147円10銭台に上伸

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為替

 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円93銭前後と前日に比べて45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円09銭前後と同30銭強のユーロ高・円安だった。

 この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の米非製造業(サービス業)景況感指数が54.9と前月から3.4ポイント上昇し、1年7カ月ぶりの高水準となったことから米経済の底堅さを意識したドル買いが先行した。2日に石破茂首相が日銀による追加利上げに慎重な姿勢をみせたことも引き続き円の重荷となり、ドル円相場は一時147円18銭まで上伸した。ただ、東京市場でつけた147円24銭を上回ることは出来ず、その後は上げ一服商状。9月の米雇用統計の発表を4日に控えていることや、イスラエルとイランを巡る中東の地政学リスクが高まることへの懸念が上値を抑えた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1031ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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