<動意株・3日>(前引け)=ヘリオス、霞ヶ関C、コラボス
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ヘリオス<4593.T>=4日ぶり大幅反発。同社は再生医薬品のバイオベンチャーで、iPS細胞や体性幹細胞関連技術の活用で医薬開発に取り組む。2日取引終了後、日本で急性呼吸窮迫症候群(ARDS)治療薬の条件及び期限付承認申請を実施することを決定したことを発表、これが株価の刺激材料となった。株価は200円台で値ごろ感があり、個人投資家を中心とした短期資金の攻勢が顕著となっている。 霞ヶ関キャピタル<3498.T>=切り返し急で年初来高値にらむ。2日取引終了後に25年8月期連結業績予想を発表。売上高を前期比44.6%増の950億円、純利益を同99.2%増の100億円と前期に続き過去最高業績を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。冷凍冷蔵倉庫への高い需要が追い風となる見込み。配当予想は前期比70円増の240円とした。同時に発表した24年8月期決算は売上高が前の期比76.2%増の656億8500万円、純利益が同2.4倍の50億2000万円だった。あわせて、29年8月期を最終年度とする中期経営計画を明らかにした。純利益ベースで年平均成長率(CAGR)50%を実現し、最終年度に同利益を500億円とする目標を掲げた。 コラボス<3908.T>=急速人気で新高値。2日の取引終了後、25年3月期の単独業績予想について、営業利益を1700万円から7000万円(前期2億9400万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。「@nyplace」などの現有サービスで特定の大口顧客の業務縮小などの影響があったほか、「VLOOM」及び「UZ」などの新サービスで想定より顧客獲得に時間を要したことなどにより、売上高は21億5000万円から19億4000万円(前期比9.9%減)へ下方修正したが、重点施策と位置づけている「コスト改善施策」により外注費などのコスト削減が順調に進捗していることが営業利益を押し上げる。また、上期に関係会社株式売却益を計上することから、最終利益は1000万円から1億3000万円(前期7億9800万円の赤字)へ上方修正した。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS