西松屋チェが反発、24万3000株を上限とする自社株買いを実施へ

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 西松屋チェーン<7545.T>が反発している。2日の取引終了後に、上限を24万3000株(発行済み株数の0.40%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は10月4日から25日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行や株主への利益還元を目的としているという。

 同時に発表した第2四半期累計(2月21日~8月20日)単独決算は、営業利益は70億2400万円(前年同期比4.2%増)となった。円安の影響などで粗利益率は低下したものの、売上高の増加により吸収した。

 売上高は935億1500万円(同5.7%増)だった。4月以降の気温上昇に伴い春物衣料や夏物衣料が好調に推移したほか、ここ数年注力している小学校高学年向け衣料も大きく売り上げを伸ばした。一方、雑貨部門は紙おむつ、粉ミルクなどの食料品やレイン用品、玩具、哺乳瓶などの調乳育児用品が好調だった。なお、純利益は法人税などの増加により47億4900万円(同0.3%減)と微減となった。

 25年2月期通期業績予想は、売上高1880億円(前期比6.1%増)、営業利益136億円(同14.0%増)、純利益93億8400万円(同14.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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