米外為市場サマリー:日銀の追加利上げ観測後退で一時146円50銭台に上伸

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 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円47銭前後と前日に比べて2円90銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円76銭前後と同2円85銭程度のユーロ高・円安だった。

 石破茂首相が日銀の植田和男総裁との会談後、記者団に「個人的には現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」「これから先も緩和基調を維持しながら経済が持続的に発展することを期待している」などと述べたことで、日銀による早期の追加利上げ観測が後退するとともに円を売る動きが活発化した。加えて、米民間雇用サービス会社ADPが発表した9月の全米雇用リポートで、非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことがドルの支援材料となり、ドル円相場は一時146円51銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1045ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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