外為サマリー:141円70銭台へ下落、日経平均大幅安で円買いも

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為替

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=141円70銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円40銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=158円22銭前後と同1円10銭強のユーロ安・円高で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では142円80銭前後で推移していたが、午後2時10分過ぎには142円台を割り込み、同50分過ぎに141円64銭をつけた。この日の日経平均株価が大幅安となるなか、低リスク通貨の円を買う動きが強まった。27日の自民党総裁選で石破茂氏が新総裁に選出されたことで、日銀は追加利上げに踏み切りやすくなるとの見方も浮上している。また、前週末27日に発表された米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測もくすぶり日米金利差縮小の観測も強まるなか、今月20日以来の142円割れへドル安・円高が進んでいる。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1166ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS

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