ワンプラ、非開示だった前期経常は3.9倍増益へ
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ワンダープラネット <4199> [東証G] が9月30日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。24年8月期の業績予想は経常利益(非連結)が前の期比3.9倍の1.1億円に拡大する見通しと発表した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2024年8月期の業績予想につきましては、近年の世界のモバイル向けゲーム市場を取り巻く競合環境の変化が以前にも増して著しく、既存運営タイトルの業績動向を精緻に予測することがより困難であること等から非開示としておりましたが、現時点で入手可能な情報等に基づき算定しましたので、開示いたします。 売上高については、「クラッシュフィーバー」日本版が9周年記念キャンペーンの好調な推移等で前期(2023年8月期、以下同じ)に対して第4四半期は増収、通期では同程度の着地と堅調に推移したものの、収支改善を目的とした「クラッシュフィーバー」海外版の2023年12月のサービス終了、「アリスフィクション」の2024年9月のサービス終了予定、また2024年3月にサービス終了した「ジャンプチ ヒーローズ」日本版及び繁体字版の影響で、前期比で大幅な減収となりました。一方で、2024年6月に国内サービスを開始した株式会社ゲームフリークとの共同開発タイトル「パンドランド」を始めとする協業先との共同開発タイトルは、概ね想定通りの開発進捗となり開発にかかる売上高は安定的に推移し、前期比で増収となりました。なお、「パンドランド」は、当社の拠出費用抑制を重視しそのトレードオフで事業利益が緩やかな拡大となる座組を採用していることから、サービス開始後のアプリ内課金等による通期業績に与える影響は限定的となりました。 営業利益、経常利益については、中長期的な収益の拡大に向けて引き続き新規開発に取り組んでいる一方で、前述のとおり「パンドランド」と同様に、2025年以降も年1本程度の新規リリースを目処に開発中の協業先との有力IPタイトル2本も当社の拠出費用抑制を重視した座組を採用していること、「クラッシュフィーバー」日本版の底堅い利益貢献、「アリスフィクション」の損失幅の大幅な減少等により、「ジャンプチ ヒーローズ」日本版及び繁体字版のサービス終了による減益影響等を上回り、前期比で大きく増益となりました。 当期純利益についても、営業利益、経常利益が増益となったことにより、前期比で黒字転換となりました。※上記の業績予想予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。