グラファイトが反落、25年2月期業績予想を上方修正も全般相場に連れ安
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グラファイトデザイン<7847.T>が反落している。前週末27日の取引終了後、25年2月期の単独業績予想について、売上高を27億4000万円から30億2800万円(前期比14.2%増)へ、営業利益を2億900万円から4億4500万円(同2.9倍)へ、純利益を1億4500万円から2億7800万円(同58.9%増)へ上方修正したが、全般相場にツレ安する格好となっている。 パリオリンピックのゴルフ競技における日本人選手の活躍もあり、業界全体で盛り上がりが見られたことなどを背景に、想定していた以上に自社ブランドシャフトの販売が増加していることが要因。また、操業度の安定化維持に努めていることによる売上総利益率の改善も寄与する。 同時に、埼玉県秩父市の本社工場敷地内にゴルフシャフト生産を主体とする新工場を建設すると発表した。現工場が老朽化し、また手狭になったことで、現工場に代わる工場として約10億円を投じて建設する。完成は26年1月を予定。なお、同件による業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS