外為サマリー:145円40銭台に上伸、高市氏勝利を期待した株高が支援材料
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27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円46銭前後と前日の午後5時時点に比べて45銭程度のドル高・円安となっている。 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円81銭前後と前日に比べて6銭程度のドル高・円安で取引を終えた。強い米経済指標の発表が相次いだことから一時145円20銭台まで上伸したが、27日投開票の自民党総裁選を控えて伸び悩んだ。 前日に米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大が意識され、この日の東京市場のドル円相場は堅調にスタート。自民党の麻生太郎副総裁が総裁選で高市早苗経済安全保障担当相を支持する意向を固めたと一部で報じられ、アベノミクスを継承する高市氏の勝利を期待して日経平均株価が続伸していることからリスク選好的なドル買い・円売りが流入しやすく、午前9時50分ごろには145円40銭台に乗せた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1169ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円47銭前後と同1円00銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS