オークワ、今期経常を一転19%減益に下方修正

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決算

 オークワ <8217> [東証P] が9月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年2月期の連結経常利益を従来予想の35.5億円→25億円(前期は30.9億円)に29.6%下方修正し、一転して19.3%減益見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の連結経常利益も従来予想の11億円→3.1億円(前年同期は8.1億円)に71.8%下方修正し、一転して62.1%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結及び単体の業績予想修正の要因については、主にスーパーマーケット事業によるものであります。(第2四半期(中間期))第2四半期(中間期)において、当社は2024年3月26日に公表しました2027年2月期を最終年度とする新たな中期経営計画に基づき、「業態の再構築」、「生産性の向上」、「オークワブランドの商品開発拡大」、「マーケティング戦略の構築」、「業務革新によるコスト削減の具現化」、「人的資本価値の最大化」、「サステナビリティ経営の深耕」等への取り組みを進めています。営業収益については、消費の二極化への対応をするべく、「業態の再構築」の一環として来店客数の増加を柱とした収益の拡大に取り組みましたが、施策の浸透に時間を要したため、客数・買上点数が伸び悩み、既存店売上高は当初計画から約3.5%下回りました。さらに、生鮮部門を中心に原材料価格の高騰や為替相場の影響により、仕入れ価格が不安定な状況下で価格政策を推し進めたことにより、荒利益率も計画より0.2%低下し、営業収益、各利益ともに期初の予想を下回る結果となりました。販売管理費については、計画どおり進捗しましたが、売上高の不振を要因に、業績は前回発表予想を下回る見込みです。(通期)2025年2月期の業績におきまして、下半期の売上高は、施策の効果が現れ上半期より改善すると予想するものの、引き続き厳しい状況が続くと想定されるため、既存店売上高は当初計画より1%引き下げて計画をしております。一方、販売管理費については、人件費、エネルギー価格等の上昇が継続すると見込まれますが、当初計画に織り込み済みであり、据え置いております。以上のことから、通期の業績予想につきましても連結、単体とも予想を修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。

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