外為サマリー:ゴトー日に伴うドル需要が意識され一時143円30銭まで持ち直す
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25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円30銭弱のドル安・円高となっている。 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円23銭前後と前日に比べて40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された9月の米消費者信頼感指数が前月から悪化したことなどを背景に一時143円11銭まで軟化した。 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は軟調にスタートし、朝方には142円90銭近辺まで下押す場面があった。ただ、日銀による早期の追加利上げ観測が後退していることから積極的には円を買いにくく、143円割れではドルの押し目買いが流入。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時20分すぎには143円30銭まで持ち直した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1193ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円25銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS