外為サマリー:143円50銭前後でもみ合う、当面の落ち着きどころ探る展開に
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24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円55銭前後と前週末20日午後5時時点に比べ7銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=159円42銭前後と同90銭弱のユーロ安・円高で推移している。 ドル円は、143円50銭台を中心にもみ合う展開。東京市場は23日が振替休日だったが、先週18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ、20日の日銀の現状維持の決定を受け、日米金利差縮小に向けた動きはある程度は市場に織り込まれたとの見方から、ドル円相場は当面の落ち着きどころを探る展開となっている。今週は27日の米個人消費支出(PCE)物価指数が注目されるほか、同日の自民党総裁選の結果などが関心を集めている。今日は植田和男日銀総裁が大阪で経済団体の懇談会に出席し夕方に記者会見を予定している。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1106ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS