日経レバが急騰演じる、円安にリンクした先物主導のアンワインド相場を反映◇
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NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>が急騰、一時1300円を超える上昇で2万4000円台後半に駆け上がった。日本時間きょう未明に結果が判明したFOMCでは、通常の2倍にあたる0.5%の政策金利引き下げが決定され、会合後のパウエルFRB議長の記者会見でも米経済に対する弱気な見方は示されなかった。米株市場はFOMC後に売り買いが錯綜し上下に不安定な値動きとなり、結局NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落して取引を終えた。しかし、東京市場では朝方から先物を絡めた買いが一気に流入、為替市場では急速にドルが買い戻され、1ドル=143円台後半まで円安が進行した。これを受けて株式市場でもリスクオン一色となっている。日経平均は1000円を超える上昇をみせたが、日経平均連動型でハイボラティリティに組成された日経レバもこれと歩調を合わせる格好となった。日経レバの売買代金は全市場を通じてレーザーテック<6920.T>に次ぐ2位となっており、個人投資家を中心とした短期筋の参戦が活発化していることを物語っている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS