カクヤスG、上期経常を一転28%減益に下方修正、通期も減額

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決算

 カクヤスグループ <7686> [東証S] が9月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の13.1億円→8.2億円(前年同期は11.3億円)に37.4%下方修正し、一転して28.0%減益見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の36億円→29.5億円(前期は28.7億円)に18.1%下方修正し、増益率が25.1%増→2.5%増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期第2四半期累計期間の連結業績につきましては、主力の飲食店向け売上は想定通りに受注を獲得できているものの、第2四半期における店頭販売事業が想定より下振れし、宅配に関しては堅調な酒類需要に対して配達人員の不足で配達枠を充たせないことで機会損失を招来しており、上期の業績予想を下回りました。利益面におきましても、人員不足解消のための積極的な採用活動が奏功し人員増に繋げられたものの、昨年10月のベースアップも踏まえ人件費負担が先行し、上期の業績予想を下回る見通しです。 上記の見通しを踏まえ、下期では、堅調な飲食店向けの売上は維持しながらも、配達人員増と今8月に買収した大和急送の活用による宅配枠の充足によって、主力の配達による売上獲得をさらに強化していく方針であり、上期軟調だった店頭販売事業につきましても、業績向上に努めてまいります。 通期業績予想の利益面につきましては、期初予想に対して下期固有の大きな修正要因は見込んでいないものの、先行する人件費負担が通期で影響することも踏まえ、修正いたします。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しでありますので、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

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