16日の米株式市場の概況、大幅利下げ観測でNYダウ4日続伸

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 16日の米株式市場で、NYダウは前週末比228.30ドル高の4万1622.08ドルと4日続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)が17~18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.5パーセント幅の大幅な利下げに踏み切るとの観測が強まり、全体相場を支援した。もっとも、新型スマートフォンの需要に対する慎重な見方が広がったアップル<AAPL>は下落。大型ハイテク株の一角に売りが出て、ナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落した。

 インテル<INTC>が大幅高。シスコ・システムズ<CSCO>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、メルク<MRK>が上昇し、JPモルガン・チェース<JPM>が堅調に推移したほか、オラクル<ORCL>が急伸した。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やボーイング<BA>が冴えない展開。タッパーウェア・ブランズ<TUP>が安い。

 ナスダック総合株価指数は91.849ポイント安の1万7592.127と6日ぶり反落。テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>、ブロードコム<AVGO>、クアルコム<QCOM>が軟調。シーラス・ロジック<CRUS>やコルボ<QRVO>、スカイワークス・ソリューションズ<SWKS>が急落した。一方、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。ストラタシス<SSYS>やイグザクト・サイエンシズ<EXAS>が買われ、ニューバレント<NUVL>とジロー・グループ<Z>が大きく水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

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