米外為市場サマリー:良好な米経済指標を手掛かりに一時140円90銭台に下げ渋る

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為替

 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=140円62銭前後と前週末に比べて20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円54銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。

 米連邦準備理事会(FRB)が17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げに踏み切るとの見方を背景に、この日の日本時間夕方に139円58銭と昨年7月以来およそ1年2カ月ぶりのドル安・円高水準をつける場面があった。ただ、その後の欧米市場ではドルに買い戻しが入ったことから下げ渋る展開となった。同日に発表された9月のニューヨーク連銀製造業景気指数がプラス11.5と、8月のマイナス4.7から改善したこともドルの支援材料となり、一時140円91銭まで値を戻した。一方、FRBによる大幅利下げ観測などからユーロが対ドルで買われ、対円でも堅調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1133ドル前後と前週末に比べて0.0060ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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