外為サマリー:一時142円90銭台に上伸、株高を受けリスク選好のドル買い流入

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為替

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円67銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円30銭程度のドル高・円安となっている。

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円36銭前後と前日に比べて10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米8月消費者物価指数(CPI)の発表直後には一時142円54銭まで上伸したが、米長期金利の上昇が一服するとドル買いの勢いが鈍った。

 ただ、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退するなか、この日の東京市場は日米金利差の縮小に歯止めがかかるとの見方からドル買い・円売りが優勢となっている。日経平均株価が急反発していることからリスク選好的なドル買い・円売りも入りやすく、午前9時30分ごろには142円95銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1007ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=157円06銭前後と同1円00銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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