米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時142円20銭まで軟化

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為替

 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円44銭前後と前日に比べて75銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円97銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高だった。

 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に米長期金利が低下したことで、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢だった。米東部時間10日午後9時(日本時間11日午前10時)に行われる民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の両大統領候補によるテレビ討論会や、11日に発表される8月の米消費者物価指数(CPI)を控えるなか、ドル円相場は持ち高調整の動きなどから軟調に推移。NYダウが反落したこともドルの重荷となり、一時142円20銭まで下押した。一方、欧州株相場の下落などが影響し、ユーロも売られた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1020ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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