扶桑電通、今期経常を33%上方修正、配当も25円増額

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決算

 扶桑電通 <7505> [東証S] が9月10日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.7億円→19.6億円(前期は14.2億円)に33.3%上方修正し、増益率が2.9%増→37.3%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の4.1億円の赤字→0.7億円の黒字(前年同期は0.1億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、4.8倍増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の63円→88円(前期は69円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきまして、大口案件の前倒しや小口案件の積上げなどによりオフィス部門の売上高が前回予想を上回る見込みとなりました。また、売上高の増加により、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題と位置付け、経営基盤の強化と今後の事業展開に必要な内部留保の充実を勘案した上で、業績に応じた利益還元と安定的な配当を継続的に実施することを基本方針としており、株主の皆様に対する利益還元につきましては、業績に応じた利益還元として配当性向35%程度を目安に配当を実施することとしております。  2024年9月期の期末配当につきましては、上記の基本方針ならびにこの度の業績予想の修正を踏まえ、1株当たり特別配当を68円00銭に修正し、普通配当10円00銭を含め78円00銭の予想に修正いたします。 (注) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

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