アピリッツ、今期経常を一転51%減益に下方修正

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決算

 アピリッツ <4174> [東証S] が9月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年1月期の連結経常利益を従来予想の6億7200万円→2億9500万円(前期は5億9600万円)に56.1%下方修正し、一転して50.5%減益見通しとなった。
 同時に、2-7月期(上期)の連結経常利益も従来予想の2億3700万円→1000万円(前年同期は2億5700万円)に95.8%下方修正し、減益率が7.8%減→96.1%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【個別業績予想】 第2四半期(中間期)の個別業績予想につきましては、期初の業績予想と比較し、オンラインゲーム事業及びデジタル人材育成派遣事業に関しましては、概ね計画どおりに推移いたしました。しかしながら、Webソリューション事業において、大型案件における納期遅延が発生し、第2四半期(中間期)をかけて収束に注力いたしました。その影響で該当案件の不採算化及び当該案件収束のための人員投下等でリソース不足が発生し、新規案件獲得においても影響が出ております。その結果、売上は期初業績予想を達成するも営業利益以下において、大きく減益になる見込みとなり、上期業績予想の修正を行うこととなりました。 今回の不採算プロジェクトを鑑み、開発プロジェクトのミドルマネジメントへの対応体制を整え、的確にプロジェクトの問題点をエスカレーションできる体制を整えてまいります。また、プロジェクト監視強化を行い、不採算プロジェクトの撲滅に努めるとともに、収益基盤の改善に努めてまいります。 なお、2025年1月期通期の業績予想につきましては、オンラインゲーム事業及びデジタル人材育成派遣事業ともに計画どおり推移する見込みです。また、Webソリューション事業においても、市場環境は活況ではありますが、不採算案件からの体制立て直しを勘案すること、期初業績予想に織り込んでいない実施済のM&A費用等の確定している費用を織り込み、通期業績予想においても修正する事となりました。【連結業績予想】 第2四半期(中間期)の連結業績予想につきましては、子会社である株式会社ムービングクルー及び株式会社Y‘sに関しましては、概ね計画どおりに推移しました。 通期の連結業績予想につきましては、個別業績予想の修正理由の影響を織り込み、同様に通期業績予想においても修正する事となりました。※本資料に記載しております業績予想等につきましては、現時点で得られました情報に基づき算定しております。実際の業績は今後様々な要因により本資料の見通しとは異なる結果となる場合があります。今後、事業環境を注視し、業績予想に修正が必要と判断した際には、速やかに公表いたします。

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