米外為市場サマリー:低調な米雇用指標を受け一時142円80銭台まで軟化

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為替

 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円45銭前後と前日に比べて30銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円38銭前後と同10銭弱のユーロ高・円安だった。

 この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した8月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想ほど伸びなかったことからドル売り・円買いが先行し、ドル円相場は一時142円85銭と1カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。その後に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の米非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を上回ったことが分かると144円23銭まで上伸する場面もあったが、6日に発表される8月の米雇用統計を見極めたいとしてドル買いは続かず。NYダウが反落したことや米長期金利が低下したことも重荷となり、一時143円20銭まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1111ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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