外為サマリー:143円40銭前後で推移、米労働市場の減速を警戒しドル軟調

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為替

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円40銭前後と前日午後5時時点に比べ1円60銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=158円89銭前後と同1円40銭程度のユーロ安・円高で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では143円30銭台で推移していたが、午前11時50分過ぎには143円90銭前後へ上昇。その後、午後にかけ143円台前半へ軟化した。前日発表された米7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数は、市場予想を下回り労働市場の減速が警戒された。6日の米8月雇用統計が注目されるなか、相場はドル安・円高水準を試す展開となっている。今晩は米8月ISM非製造業景況感指数や米8月ADP雇用統計が発表され、その結果が関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1080ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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