グロース市場は上値指向目立つ、米金融緩和局面で小型成長株に資金シフト◇

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 グロース市場の株価の戻りが目立っている。きょうは日経平均株価が一時700円近い下げをみせた後下げ渋る動きをみせ、足もとで3万6800円台の推移と200円安前後まで水準を戻している。そうしたなか中小型株の戻りが顕著で前日の波乱相場から立ち直り反発する銘柄が多くなっている。特にその動きが顕著なのが小型成長株の宝庫であるグロース市場で、旧マザーズ指数であるグロース250指数は朝方の早い段階で2%高の664.53まで水準を切り上げる場面があった。市場では「米長期金利が低下傾向にあり、今月開かれるFOMCでFRBが場合によっては0.5%の利下げに動く可能性も意識されている。過去の例を引いても金融緩和局面では小型成長株が買われやすく、東京市場でもこれまで低迷を強いられ信用買い残の整理が劇的に進んだグロース市場に着目する動きが強まっている」(中堅証券ストラテジスト)と指摘されている。今日は時価総額上位の主力どころでGENDA<9166.T>、タイミー<215A.T>、フリー<4478.T>、インテグラル<5842.T>、カバー<5253.T>などが総じて上昇している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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