トヨタの下値模索続く、急速な円高によるデメリットを警戒しPBR1倍割れ

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 トヨタ自動車<7203.T>が3日続落。前日は3.5%安に売られたが、終値換算でPBRが会社解散価値と同水準の1倍ちょうどとなっており、ここからの値動きが注目される場面。きょうは1倍を下回っての推移となっている。足もと外国為替市場で1ドル=143円台前半まで円高が進んでいることから、同社株をはじめ為替感応度の高い自動車セクターには向かい風が強い。特に対ドル1円の変動で営業利益が500億円変動するといわれる同社にとって、目先の為替動向が株価に与える影響も大きくなっている。なお、25年3月期の同社の想定為替レートは1ドル=145円(通期ベース)となっており、実勢はこれよりも1円以上円高に振れている。

出所:MINKABU PRESS

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