「ディフェンシブ」が10位、米景気懸念強まりリスクオフ拡大<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 円高メリット 2 データセンター 3 半導体 4 好配当 5 JPX日経400 6 防衛 7 生成AI 8 防災 9 バイオテクノロジー関連 10 ディフェンシブ みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ディフェンシブ」が10位となっている。 レーバーデー明け3日の米国株市場では、NYダウが前週末比626ドル安と大幅下落した。同日発表された8月の米ISM製造業景況感指数が好不況の分かれ目となる50を5カ月連続で下回り、米景気減速への懸念が強まった。NYダウの下げ幅は日本発の世界同時株安が起きた8月5日以来の大きさとなった。 この流れを引き継ぎ、きょう4日の東京市場も朝方から大きく売り優勢の展開。日経平均株価は4ケタの下げ幅と大幅安に見舞われている。リスクオフムードが急速に広がるなか、業績が景気変動に左右されにくく、株価の下落リスクが相対的に小さいディフェンシブセクターへの関心が高まっているようだ。 同セクターには電力・ガスや通信、医薬品、鉄道のほか、食料品や日用品に関わる銘柄が含まれる。この日前引け時点の関連銘柄の動きでは、キリンホールディングス<2503.T>やアサヒグループホールディングス<2502.T>、阪急阪神ホールディングス<9042.T>、塩野義製薬<4507.T>がしっかり。全体大幅安のなかJR東日本<9020.T>、小野薬品工業<4528.T>、日清食品ホールディングス<2897.T>などの下げは限定的となっている。 出所:MINKABU PRESS