米外為市場サマリー:大幅な米利下げ観測が後退するなか一時147円10銭台に上伸

投稿:

為替

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円92銭前後と前週末に比べて75銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円66銭前後と同1円20銭弱のユーロ高・円安だった。

 米連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で大幅に利下げするとの観測が後退するなか、日米の金利差を意識したドル買い・円売りが優勢だった。この日は米国がレーバーデーの祝日で全市場が休場だったことから模様眺めムードが広がりやすかったものの、ドル円相場は147円17銭まで上伸する場面があった。一方、同日に発表されたユーロ圏やドイツの8月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が、それぞれ速報値から上方修正されたことなどを手掛かりにユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1072ドル前後と前週末に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。