米外為市場サマリー:米金利上昇などを手掛かりに一時144円60銭台に上伸

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為替

 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円53銭前後と前週末に比べて15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円31銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高だった。

 米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げが確実視されるなか、この日の東京市場ではドル円相場が一時143円40銭台まで下押したが、海外市場では値ごろ感からドル買い・円売りが優勢となった。同日に米商務省が発表した7月の耐久財受注が市場予想を上回ったことや、一時3.77%に低下した米長期金利が3.81%と上昇に転じたこともドルの支援材料となり、ドル円相場は144円65銭まで上伸する場面があった。一方、独IFO経済研究所が発表した8月の業況指数が前月から低下したことなどが影響し、ユーロが対ドルや対円で軟調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1161ドル前後と前週末に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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