「円高メリット」が第1位にランク、「ジャクソンホール会議」経て再び143円台に突入<注目テーマ>

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 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円高メリット」が1位にランキングされている。

 週明け26日の東京為替市場で円高が進行。午前10時過ぎ時点で1ドル=143円70銭前後と、前週末23日の午後5時時点に比べ2円強の大幅なドル安・円高となっている。

 23日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「ジャクソンホール会議」で講演を行い、9月の利下げをほぼ明言。米長期金利が低下し、日米金利差縮小を意識したドル売り・円買いが活発化した。株価が大暴落した5日につけた141円台にも接近するなか、一段のドル安・円高が進むかが関心を集めている。

 こうしたなか、円高メリット株に対する関心が高まっている。輸入品の販売比率の高い家具・インテリア製造小売りチェーンのニトリホールディングス<9843.T>のほか、王子ホールディングス<3861.T>や日本製紙<3863.T>といった紙パ企業には木材チップなどの輸入を通じた円高メリットが期待できる。冷凍食品のニチレイ<2871.T>のほか、マルハニチロ<1333.T>、極洋<1301.T>といった水産株などは原材料の輸入でのメリットが大きい。東京電力ホールディングス<9501.T>や東京ガス<9531.T>など原油や天然ガスを輸入している電力・ガス会社への恩恵も見込める。

出所:MINKABU PRESS

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