三菱UFJ、第一生命HDなど上値重い、米長期金利低下で運用利ザヤ縮小に警戒感◇
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三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>がやや売りに押される展開となっているほか、第一生命ホールディングス<8750.T>の上値も重い展開で弱含みに推移している。前週末の米国株市場ではパウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演を受けて、米長期金利が低下し全体相場の追い風となったが、米国事業を展開する邦銀や生命保険会社にとっては運用利ザヤが縮小することへの警戒感もある。また、国内では日銀の追加利上げに向けた動きが予想されるなかも、内田日銀副総裁などの発言でひと頃よりはハト派寄りに修正されており、目先利益確定売りの流れに誘導している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS