米外為市場サマリー:米金利上昇などを手掛かりに一時146円50銭台に上伸
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22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円29銭前後と前日に比べて1円10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円56銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安だった。 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で23日に講演するのを前に、持ち高調整の動きなどから米長期金利が上昇したことがドルの支援材料となった。この日に米労働省が発表した前週分の米新規失業保険申請件数が増加に転じたことを受けて伸び悩む場面もあったが、米S&Pグローバルが発表した8月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回ったことや全米不動産協会(NAR)が発表した7月の中古住宅販売件数が5カ月ぶりに増加したことが明らかになると再びドル買いが流入。ドル円相場は146円53銭まで上伸したあとは上げ一服となったものの堅調に推移した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1112ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS