三菱UFJなど銀行株は軟調、米雇用統計の下方改定受けた米金利低下で慎重姿勢◇

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 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などメガバンクが軟調。米労働省が現地時間21日、雇用統計の年次改定により、今年3月までの1年間について、雇用者数が81万8000人下方修正されるとの推計を公表した。米国の労働市場がこれまでの見立て以上に軟化している可能性が意識されるなか、7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は9月利下げシナリオをサポートする内容となり、同日の米国の債券市場で長期金利は3.80%に低下した。ジャクソンホール会議における米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演内容次第で金利が変動するリスクが横たわるなかにあって、銀行株に対しては買い手控えムードが強まっている。九州フィナンシャルグループ<7180.T>や北洋銀行<8524.T>など地銀株も売りが優勢となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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