米外為市場サマリー:米株安と米金利低下が影響し一時145円20銭まで軟化

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 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円26銭前後と前日に比べて1円30銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円67銭前後と同80銭強のユーロ安・円高だった。

 21日に米雇用統計の年次改定と7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、23日に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えるなか、米主要株価指数が持ち高調整の動きなどから下落したことがドル売り・円買いにつながった。また、この日にボウマンFRB理事が「金融政策が経済活動や雇用に対して過度に制約的になるのを防ぐため、政策金利を徐々に引き下げることが適切となるだろう」と述べたことなどを背景に、米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時145円20銭まで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1130ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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