ＦＩＸＥＲ、今期経常を63％下方修正

　ＦＩＸＥＲ <5129> [東証Ｇ] が8月20日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の6億円→2.2億円(前期は20.8億円)に63.3％下方修正し、減益率が71.2％減→89.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常損益も従来予想の1億円の黒字→2.7億円の赤字(前年同期は5.6億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回業績予想修正時に受注を想定していたプロジェクト型サービスについて、一部失注した案件が発生した他、プロジェクトスケジュールの見直しによる期ズレや、減額等が発生しました。　リセールやマネージドサービス、SaaSで若干ながら計画を上回る見込みとなったものの、プロジェクト型サービスの落ち込みを補うことができない見込となりました。　一方コストについてはプロジェクト型サービスの減収に伴う原価の低下が発生した他、広告宣伝費や外注費の抑制に努めましたが、減収を補うには至らず、各段階利益において減益となる見込みとなりました。　事業別の売上高については以下の表の通り計画を修正しております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：百万円・％）事業 　　　　　　　　　　　　　　前回発表予想　　今回修正予想 　　増減額　　　増減率1.プロジェクト型サービス　　2,601　　　　　　　　1,813　　　　　　　　△788　　　　△30.32.リセール　　　　　　　　　　　3,366　　　　　　　　3,470 　　　　　　　 　 104　　　　　　 3.13.マネージドサービス　　　　1,098　　　　　　　　1,108　　　　　　　　 　　10　　　　　　 0.94.SaaS　　　　　　　　　　　　　 　     49　　　　　 　　   　　54　　　　　　　 　　　5　　　　　　10.25.その他　　　　　　　　　　　　　　    1　　　　　　　  　 　 5　　　　　　　　　　　4　　　　　500.0合計　　　　　　　　　　　 　　　7,116　　　　　　　　6,452　　　　　　　　△664　　　　 △9.3※百万円未満切り捨て