日創プロニ、今期経常を20%上方修正、配当も5円増額

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決算

 日創プロニティ <3440> [東証S] が8月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年8月期の連結経常利益を従来予想の11.8億円→14.1億円(前期は4.1億円)に19.5%上方修正し、増益率が2.8倍→3.4倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.3億円→5.6億円(前年同期は0.7億円)に68.8%増額し、増益率が4.7倍→8.0倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→35円(前期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年8月期の通期連結業績予想売上高につきましては、主に金属加工事業セグメントにおける金属サンドイッチパネルの増収、データセンター向けの案件の進捗が予想よりも早く推移したこと、タイル事業セグメントにおいて販売が好調に推移したことを踏まえ、修正をしております。 また、各段階利益の通期連結業績予想値においても、上記の増収による増益影響を踏まえ、上表のとおり修正しております。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識すると共に、持続的な成長と企業価値向上を図るための資金を成長投資に振り向けていくことに力点を置きながら、各事業年度の経営成績を勘案して配当を行うことを基本方針としております。 この基本方針のもと、当社は、2021年10月に発表した「第3次中期経営計画“Challenge”」において、「2024年8月期の連結売上高150億円、連結EBITDA15億円」という定量目標を掲げておりますが、その達成が見込まれており、中期経営計画定量目標の達成見通しに加えて、2024年8月期通期連結業績の動向を勘案し、期末配当予想(普通配当30円)を前回予想から5円増配し、1株当たり35円に修正いたします。

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