東和ハイシス、今期経常を33%上方修正、配当も28円増額

投稿:

決算

 東和ハイシステム <4172> [東証S] が8月20日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。24年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億1800万円→5億5400万円(前期は3億8500万円)に32.5%上方修正し、増益率が8.6%増→43.9%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の2900万円の黒字→1億6500万円の黒字(前年同期は3600万円の赤字)に5.7倍増額した計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→88円(前期は50円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期業績予想につきましては、前期より導入したサブスク制度の本格始動により、「AI・音声電子カルテ統合システム」および「AI・音声歯周病検査システム」の継続的売上が好調に推移すると共に助成金を活用して訪問診療へ対応したソフトや「Clinicアシスト」第1弾・2弾・3弾、これら歯科DX支援ソフトの売上が大きく寄与いたしました。その結果、ハード売上こそ伸び悩んだものの、利益率の高いソフト売上と営業外収益の増加により、前期比および計画比で大幅な増益が見込まれることから、通期業績予想を上方修正いたします。これにより、売上高経常利益率 26.3%、売上高純利益率 17.7%となります。

 当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題の一つとして認識し、業績と財務状況等を総合的に勘案し、剰余金の配当等による利益還元を目指しており、前回発表予想時の配当性向45.6%を上回る50%以上の検討を含め、企業価値向上に注力して参りました。そこで、通期業績予想につきまして増益が見込まれることから、配当金を28円増配し、年間配当を60円から88円に引き上げ、配当性向52.4%といたします。[業績予想等に関する注意事項]本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。