外為サマリー:模様眺めムードのなか147円台後半で推移

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為替

 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円82銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円20銭程度のドル安・円高となっている。

 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円63銭前後と前日に比べて1円65銭程度のドル安・円高で取引を終えた。前の日に約2週間ぶりのドル高・円安水準をつけたことから利益確定や持ち高調整を目的としたドル売り・円買いが出やすく、一時147円57銭まで軟化した。

 この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。朝方には値ごろ感から148円05銭まで値を戻す場面もあったが、前週末に米長期金利が低下したことなどが影響しドル買いは続かず。今週末のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演と、日銀の植田和男総裁の衆参両院の閉会中審査を控えて模様眺めムードが広がりやすく、その後は147円台後半で推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1031ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円05銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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