明日の為替相場見通し=米景気減速懸念が強まるかどうか

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為替

 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日本時間今晩に発表される米経済指標を受けて景気減速懸念が強まるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=146円00銭~148円00銭。

 今晩には米経済指標が相次いで発表される予定で、なかでも注目度が特に高いのが7月の小売売上高と前週分の新規失業保険申請件数だ。足もとでは過度な米景気懸念が和らいでいるものの、投資家心理は依然として不安定なことから市場予想を下回る結果となれば相場の反応が大きくなる可能性もありそうだ。米主要株価指数が下落し、米長期金利が低下する展開となった場合はドル売り圧力が強まるだろう。また、8月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数、8月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、7月の米輸出入物価指数、7月の米鉱工業生産、8月の全米建設業協会(NAHB)住宅市場指数、6月の米企業在庫の内容にも注目しておきたい。

出所:MINKABU PRESS

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