<動意株・15日>(前引け)=AIクロス、壽屋、ビリングシス

投稿:

材料

 AI CROSS<4476.T>=異色人気にカイ気配。同社株は時価総額50億円と超小型株の範疇に入るが、朝方から50万株を優に超える大量の買い注文が入り、1490円ストップ高カイ気配で張り付いている。ショートメッセージサービス(SMS)の配信サービスを主力展開し、人工知能(AI)を使った解析サービスでも実績を重ねている。業績は好調に推移しており、14日取引終了後に発表した24年12月期上期(24年1~6月)決算では営業利益が前年同期比43%増の2億1500万円と急拡大を示した。対通期進捗率も72%に達している。また、株主還元に取り組む姿勢を明示し、同日に株主優待制度の導入を発表した。毎年12月末と6月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、1万5000円分のQUOカードをそれぞれ贈呈するというもので、これがポジティブサプライズとなり、投資資金が強く誘導する格好となった。

 壽屋<7809.T>=大幅高で7連騰。同社は14日取引終了後、25年6月期通期の単独業績予想を公表。営業利益は前期比2.6%増の17億円を見込み、期末一括配当計画を前期比5円増配の40円としていることが好感されているようだ。売上高は同3.8%増の170億円を予想。自社IP(知的財産)で「アルカナディア」などのプロモーション活動を積極的に行いコンテンツの更なる認知度向上を図るほか、プラモデルやフィギュアに続く新領域の確立を目指して研究開発活動を推進するとしている。

 ビリングシステム<3623.T>=切り返し急。前日までの直近2営業日で460円あまりの急落をみせていたが、足もとで動きを一変させている。ネット決済支援サービスを展開しており、スマートフォン決済アプリ「PayB(ペイビー)」が収益高成長の原動力となっている。14日取引終了後、24年12月期上期(24年1~6月)決算を発表、営業利益は前年同期比91%増の3億600万円と急拡大した。特に4~6月期は前年同期比2.7倍という高変化で、これを評価する買いを呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。