ピジョンは大幅高で4日続伸、中国子会社の不適切取引疑いの影響額開示で買い戻し

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 ピジョン<7956.T>は大幅に4日続伸している。14日の取引終了後に24年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.9%増の513億1300万円、最終利益は同21.7%減の35億7400万円となった。最終利益は減益となったが、同社は8日に中国のグループ子会社において、元従業員が費用や資産に関する不適切な取引を行った疑いが発覚したと発表し、株価に下押し圧力が掛かった経緯がある。今回、業績への影響額を開示し、固定資産除却損3億9200万円、税金影響額1億6400万円を第2四半期決算に計上した。通期の業績・配当予想は据え置いたとあって、業績の下振れを見込んだ売り方の買い戻しを誘ったようだ。中国事業における哺乳器やベビースキンケア領域での売上高・シェア拡大に向けた積極的な販管費の投入などが利益を圧迫する要因となった。

出所:MINKABU PRESS

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