ピアラ、上期最終は赤字拡大で下振れ着地

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決算

 ピアラ <7044> [東証S] が8月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は1億8500万円の赤字(前年同期は8600万円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の9500万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は2億8200万円の黒字(前年同期は8億9600万円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は1億1600万円の赤字(前年同期は4800万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.5%→-3.9%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)連結業績売上高については、新規クライアントの獲得等が順調に推移していることもあり計画を上回りました。営業利益については、新規クライアントの獲得が好調に推移したものの、その一部のクライアントにおいて粗利率が低かったことや想定以上に販管費が増加したことが要因となり当初の想定を下回りました。経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益については当初の想定より為替相場が円安に推移したことで保有する外貨建資産の換算差益の発生などがあったものの、当社グループの保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づいて減損損失を計上したことにより、当初の想定を下回りました。(2)個別業績売上高は計画値以上に推移しておりますが、経常利益については僅かに下回って推移しております。中間純利益については、子会社への債権に対する貸倒引当金を想定以上に計上したことで当初の想定を下回りました。

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