ETS・HD、今期経常を38%上方修正

投稿:

決算

 ETSホールディングス <1789> [東証S] が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年9月期第3四半期累計(23年10月-24年6月)の連結経常利益は前年同期比67.3%増の4億4000万円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の3億2400万円→4億4600万円(前期は3億1200万円)に37.7%上方修正し、増益率が3.8%増→42.9%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億5900万円の赤字→3700万円の赤字(前年同期は4400万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常損益は4300万円の赤字(前年同期は500万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の0.1%→-2.2%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.連結業績 個別業績の修正に加えて、電気工事の子会社において工事が順調に進捗し採算が改善したこと、また建物管理・清掃業の子会社において売上および利益が伸長したこと等により、売上高につきましては下方修正となりますが、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益において予想を上回る見通しとなりましたので、上方修正いたします。2.個別業績 売上高につきましては、設備工事部門の工事進捗が想定を下回ったこと等から、下方修正いたします。営業利益につきましては、設備工事部門の売上減少の影響もありましたが、主に電力工事部門における進行基準工事の採算改善等があったこと、経常利益および当期純利益につきましては、営業利益の改善に加えて子会社からの受取配当金等があったことにより、当初の予想を上回る見通しとなりましたので、上方修正いたします。※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項  上記の業績予想に関する記述は、当社が現在入手可能な情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、リスクや不確定要素等の要因が含まれております。実際の業績等は様々な要因により、これら業績予想とは異なる結果となる可能性があります。

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。