米外為市場サマリー:米労働市場の底堅さを受け一時147円50銭台に上伸

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為替

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円23銭前後と前日に比べて55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円77銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は、23万3000件と前の週の改定値から1万7000件減り、市場予想(24万件)も下回った。米労働市場の底堅さが示されたことで景気懸念が和らぎ、NYダウをはじめ米主要株価指数が反発するとともにリスク選好的なドル買い・円売りが先行した。米長期金利が上昇したことで日米金利差の縮小観測が後退したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時147円54銭まで上伸した。また、市場心理が改善するなかユーロも対円で買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0919ドル前後と前日に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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