コランダム、今期経常を一転45％減益に下方修正、下期配当を見送り

　理研コランダム <5395> [東証Ｓ] が8月8日大引け後(16:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比78.9％減の1900万円に大きく落ち込み、従来予想の6900万円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億7300万円→7800万円(前期は1億4100万円)に54.9％下方修正し、一転して44.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.7％増の5900万円に伸びる計算になる。

　同時に、TOBに伴い、従来30円としていた今期の下期配当を見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比39.4％減の2000万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.4％→0.9％に悪化した。

株探ニュース