フジクラの25年3月期、最終利益は一転最高益見通しで配当予想増額 情報通信が好調

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 フジクラ<5803.T>は8日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しを100億円増額して前期比17.6%増の600億円に見直した。最終利益は減益予想から一転、過去最高益の更新を見込む。年間配当予想は10円増額して65円(前期比10円増配)に修正した。

 今期の売上高予想は400億円増額して8700億円(同8.8%増)に引き上げた。情報通信事業部門では、生成AI需要の拡大を背景とした伸長が第2四半期(7~9月)も継続すると想定する。下期の計画は据え置き、上期の業績予想の修正分を通期業績予想に反映した。4~6月期の売上高は前年同期比14.8%増の2183億3000万円、最終利益は同72.0%増の191億1300万円だった。

出所:MINKABU PRESS

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