7日の米株式市場の概況、NYダウ反落 金利上昇受け失速

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 7日の米株式市場では、NYダウが前日比234.21ドル安の3万8763.45ドルと反落した。米国の景気減速に対する強い警戒感が後退したこれまでのムードを引き継ぐ形で朝方は買いが優勢となったが、この日に実施された米国の10年債入札が低調な結果となり米金利が上昇。株式市場には逆風となり、NYダウは下げに転じた。

 ウォルト・ディズニー<DIS>とアムジェン<AMGN>が大幅安。ホーム・デポ<HD>が売られ、スリーエム<MMM>やウォルマート<WMT>が冴えない展開となった。半面、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>やメルク<MRK>がしっかり。ルーメン・テクノロジーズ<LUMN>が高い。

 ナスダック総合株価指数は171.049ポイント安の1万6195.806と反落した。エヌビディア<NVDA>とテスラ<TSLA>が下値を探り、メタ・プラットフォームズ<META>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が軟調。スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>とリフト<LYFT>、エアビーアンドビー<ABNB>、トリップアドバイザー<TRIP>が急落した。一方、アップル<AAPL>が上伸。アップスタート・ホールデイングス<UPST>が大きく水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

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